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大学生と清掃カヤック

豊富町にインターンシップで滞在中の札幌の大学生に協力してもらい、いつもカヤックツアーでお世話になっているフィールド「三日月湖」の清掃をして来ました。

三日月湖は、自然豊かで本当に素敵な場所なのですが、市街地から川が流れ込んできているため、大雨の後には結構な量ゴミ(ビン・カン・ペットボトル、トレイ、発砲スチロールなどなど)が流れ込み、湖畔に溜まってしまっています。

ツアー中も手の届く範囲で時々拾ってはいるのですが、どうしてもガイドの片手間では限界があるため、定期的に時間を作って清掃しています。

ツアー中にゴミが目に付くと、せっかく美しいサロベツの自然を楽しみに来られたお客様をガッカリさせてしまいます。

また、三日月湖は天塩川につながっているので最終的には市街地のゴミは海まで流れていってしまいます。海洋ゴミの発生を減らすという観点でも、まずは身近な場所のゴミ対策は意味があります。

今回は約2時間ほどの作業で、40リットルのゴミ袋が2つと、コルゲート管(結構重たい…)を回収しました。ゴミ袋代も回収・処分などの労力や手間も掛かりますし、汚いゴミを回収するとカヤックも車内も服もドロドロに汚れますので、洗うのも非常に大変です(捨てた人の家にゴミを返してきたいくらい)。

ゴミの内容は、ほぼ容器ゴミですので、捨てる人のマナー、モラルの問題もありますが、コンビニで買い物をすると大量のゴミが発生しやすい(しかもゴミ箱は減って回収に消極的とは、無責任過ぎます…)現在の世の中の仕組みそのものにも問題があると言えます。

いつかこの清掃カヤックをしなくても済むように自然の中からゴミが無くなる日が来ることを願っています。