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湿原研究者のお手伝い

中央大学のホーテス教授が二年ぶりに湿原調査に来られたので、お手伝いに行ってきました。

環境省の許可を得て、通常は立入禁止になっている調査用の木道を歩き、湿原の奥まで進みます。今回は秋からドイツの大学に進学が決まっている教授の息子さんも一緒です。

20年以上前から先生が研究を続けている調査地に着くと、植生調査用の方形枠を組み立てたり、GPSで調査区の座標を記録したりしました。お二人はこの先も1週間くらい毎日、植生調査のため現地に通われるとのことです。

湿原では、モウセンゴケやサワギキョウのほか、タチギボウシの白花が咲いていました。この日は良く晴れて利尻山もくっきり。

湿原の真ん中での、3人のランチは最高でした。(なお、先生と息子さんとの会話は基本的にドイツ語なので、利尻山が無ければ、ここはドイツの湿原かと錯覚します。それから、第二外国語にドイツ語を選択していなかったことを悔やみました。別れ際にダンケシェーンだけ言えました。チーン。)

今回も一緒に調査をしながら色々と興味深いお話を聞くことができたので、これからの湿原ガイドに活かしていきたいと思います。そして、研究者と一般の方々をつなぎ、湿原や研究への理解をよりしていただけるよう、いつか、このような湿原調査のお手伝いツアーなんかも企画できたら面白そうです♪