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用事で幌延町へ行った後、ずっと気になっていた「北進の一本松」を目指しました。私が勝手に気に入っている「サロベツの素敵な木-５選」のうちの一本です。

2017年にはNHKにっぽん縦断こころ旅で、俳優の火野正平さんも訪れたそうです。放送を見てみたかったです↓
https://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_2017spring/20170718/

夏場は車で近くまで行ける農道も、今は除雪されていないので、途中から徒歩です。

雪の上に誰かが先に歩いた足跡がある！と思ってよく見たら、キツネとシカとウサギでした（笑）結構雪が積もっていて、つぼ足では埋まります。スキーシューを持って来なかったことをちょっと後悔しました💦

600ｍほどラッセルして歩くと、風の強い丘のてっぺんに立つ一本松が見えてきました。雪景色の中、凛とした素敵な佇まいでした。

ただ、農地は私有地なので、この日は入口で引き返し、帰りに土地所有者の農家さんにご挨拶。冬のガイドツアーで是非訪れてみたいと相談させていただいたところ、ご快諾いただけました（もし希望者がいらっしゃれば…ですが）。

一本松の木の下までは行ったことは無いので、とても楽しみです。もし青空の日に行けたら、きっと最高の景色でしょうね（星空とかも綺麗そうです）。

その後、トナカイ観光牧場のレストランに行くと、あれ、あの赤い服の人はもしかして？

サンタクロースが煙突に！実はここでは一年中サンタに会えるのです。

幌延町で生産された合鴨のお肉が入った鴨南蛮蕎麦は、カモ肉がたっぷりのっていて、噛みしめる度に力強い鴨の旨味が染み出してきます。蕎の表面をカモの油が覆っており、札幌ラーメンのラードや豊富温泉の油のようにコーティングしてくれているので冷めにくく、最後まで熱々でした。

すっかり冷えていた身体も芯から温まったので、外に出てトナカイたちに挨拶。

こちらでは冬の間、トナカイの橇に乗れますよ（大人510円、小学生200円、幼児無料／10～16時・月曜休／前日までの事前予約をオススメします）。

サンタの衣装も無料で貸し出してくれます。

北進の一本松がなんとなくクリスマスツリーっぽいので、トナカイの橇で近くまで行けたら面白いかも？なんて思いました。

最後は、珍しいチョコミント色の可愛いラップサイレージを見ながら帰ってきました。なかなか充実した一日でした。