たくさんの群れをお見送り(豊富町)
この秋は朝夕の時間帯に何度もガンやハクチョウの調査を行う機会に恵まれました。


多い時には、連日1,000~2,000羽のハクチョウを見送りました。


そして、その度に渡り鳥たちの力強い姿に出会い、ダイナミックに移り変わる空の色や雲の形、壮大な光のショーを見ることができました。


また、天候が不安定な日が多かったことで、丘に架かる虹を何回も見ることができました。


もう既にガン・ハクチョウの主力は渡っていってしまい、今ではすっかり静かになってしまったサロベツの空です。


それでも時々、夜に外に出てみると、南へと渡っていくハクチョウたちの声が聞こえることがあります。


真っ暗で姿こそ見えませんが、その息遣いはこちらまで伝わってきます。


彼らが無事に目的地までたどりつけますように…と願わずにはいられません。
