今、見に行かないと後悔するかも?
今年は久しぶりにコバイケイソウの当たり年になっています。
ワタスゲも良いです。エゾカンゾウも良いです。
既に展望デッキ周辺は素敵な天然のお花畑になっています。
控えめに言って、一生に一度くらいは、ぜひ見に来ていただきたいという素晴らしい光景です(もちろん、一度と言わず、二度、三度…とたくさんお越しいただければ嬉しいです)。
いつもはエゾカンゾウのオレンジ、カキツバタの紫、そして湿原の緑、という組み合わせですが、今年はそこにコバイケイソウの白が加わって、一層華やかさを増しています。まるでサロベの雄大な自然も利尻礼文サロベツ国立公園の50周年をお祝いしてくれているかのようです。
エゾカンゾウはまだまだ蕾がたくさんありますので、これからのお天気と気温次第にはなりますが、おそらく今月末くらいまでが見頃だと思います。木道の後半部分が特に綺麗ですので、入口を見て帰ってしまうのではなく、ぜひ一周散策されて下さい。
もう現時点でにかなり良い状態ですので、今週末に見に行かれても決して損はしません。
むしろピークの頃には萎れた花も目に付くようになりますし、近年はエゾシカの食害でお花が食べられてしまって急激に無くなることもあり得ます。
なので、遅い時期にいくよりも早めに見に行く方が間違いないです。個人的にはピークの少し手前、7分咲きくらいの時が一番綺麗だと思っています。
特にコバイケイソウやワタスゲが綺麗なのは今のうちです。となると、今週末~来週末にかけてが良さそうです。
また、稚咲内漁港から北へ5kmの付近の海岸草原も、エゾカンゾウやハマナス、エゾスカシユリ、オオハナウドが群生して綺麗ですので、併せて海岸線をドライブされることもオススメします。
もちろん、ただ歩くだけでも素敵な場所ですが、サロベツの自然をもっと楽しめる湿原のガイドウォークもやっておりますので、もし興味がある方はご相談下さいね。