稚内の身近な秘境?メグマ沼湿原
訪れる人は少ない湿原ですが、木道を歩いて行った先に沼があって、私はここが結構好きです(日本の重要湿地500に入っています)。
この場所の特徴の一つは、ショウジョウバカマがとにかく多いこと。
多分、この周辺地域では一番多く見られると思います。枯草の中から花火が打ち上がったようで、ちょうど見頃です。
ひっそりとミツバオウレンが咲いて来ました。
ワタスゲは少しフワフワしてきていました。
泥炭の露出箇所では早くもミツガシワが開花…。これは一体どうかしたのかな?
それから、見通しが良いので、草原性の野鳥が観察しやすい場所です。ノビタキ、ツメナガセキレイ、ノゴマなどの囀りをのんびり眺めて過ごせます♪
この日はオオジシギとミサゴ、ヒバリが盛んに頭上を飛んでいました。それから、稚内空港に近いので、飛行機も間近に見えます。自然の中を歩きながら、急に飛行機を見るとなんだか不思議な感じがします。
でも、うまく言い表せませんが、飛行機も含めたこの雰囲気が、「メグマ沼湿原らしさ」という感じがします。
木道がだいぶ傷んできているので、足元に気を付けて散策を楽しんで下さいね。