幌延小の子供たちと一緒に森歩き
幌延小3年生の秋の総合学習授業の一コマで自然体験学習の講師として行って来ました。
年4回の活動のうち、春は名林公園で散策、夏は三日月湖カヤック、そして秋は再び名林公園で森さんぽです。
まずは春の森の中はどんな様子だったのかをみんなで思い出してから、今の様子を見てみると、ずいぶん変わったことが良く分かります。
フィールドビンゴを使って小グループで4×4=16マスのビンゴを手掛かりに、秋のイロイロを探します。あちこちから「あった!あった!!」「こっちにセミの抜け殻あるよ~」とか「ドングリ見なかった?」などの声が聞こえてきます。
みんな楽しそうで良かったです。仲間と協力し合いながら、見事に全部見つけてくれてパーフェクト達成。素晴らしいです。
後半は、答え合わせと解説をしながら、全員で一緒に見て周りました。リスが食べたクルミの食痕あったので、リスとネズミの食べ方の違いなどを話していたら、後からエゾリスくんが登場。
子供たちからワッと歓声が上がりました。リスはすぐに走ってどこかに行ってしまいましたが、みんなで姿を見ることができて良かったです。
子供たちが協力してたくさんの秋を探してくれたお陰で少し時間が余ったので、近くの公園で自由遊び。
担任の先生によると「最近は机に向かう勉強・勉強ばっかりで全然ゆとりが無いので(子供も先生も)、このような地域の自然に触れられる時間や、のびのびできる機会、余裕が子供たちにとって本当の学びにつながり、必要な時間だと思います」とおっしゃっていたのが印象的でした。私も同感です。
さて、次回は冬の名林公園でスノーシューを履いて探検します。私も冬に歩いたことが無い場所なので、どんな世界が待っているのか今からとても楽しみです。