大学の研修をご案内
11月は基本的にガイドをお休みしていましたが唯一、上智大学の先生からのご依頼で同大学の国際交流事業の受け入れ、現地研修のコーディネートをさせていただきました。
これは日本とスウェーデンの交流事業の一環で、スウェーデンの大学院生をはじめ、上智大など全国の大学に留学中の大学院生と一緒に稚内市のメガソーラー発電所、水道事業風力発電所などを市役所の方から詳しく解説いただいて見て回り、稚内市の自然エネルギーの取り組みについて学ぶ内容でした。
風車も太陽光もそれぞれのメリットがある一方、様々な難しい課題も抱えています。
簡単に答えが出るテーマではありませんが、今回は中立的な視点で、現地の自然環境を学ぶ内容と、自然エネルギーの現状を踏まえて長所と短所の両面から考えて、これからの持続可能な社会の在り方について考えていく内容でした。
留学生の皆さんは非常に学習意欲が高く、最後まで質問が絶えませんでした。
ひと通り研修を終えて、最後は宗谷丘陵の風車群を見ながら日本最北端の宗谷岬へ。
限られた時間の中、稚内周辺を駆け足で見て回りましたが、先生と学生さんからは実際に現地を見て様々な観点から詳しい話を聞くことでとても良い学びの場になったと言っていただきました。