地元の方と遠方の方と
今シーズンのシュプントー展望台のスノーシューガイドツアーは終了しましたが、週末を中心に多くの方々にご参加いただき本当にありがとうございました！
ツアー中の写真がたまってしまったので、その時々で違った表情を見せる自然の風景と共に、引き続き、実施した日の様子を掲載させていただきます。もし宜しければお付き合い下さい。
この日は豊富温泉に湯治に来られているお客様と地元稚内の中でも本当にふれあい公園のご近所にお住まいの方と2組をご案内させていただきました。
地元の方はスノーシューは初めてとのことでしたが、慣れるとさすがスイスイ歩かれていて、とても楽しんでいらっしゃいました。豊富温泉から来られた方は、初めての稚内の森や展望台からの眺めに感動されていました。雪のテーブルを囲んで語らいながら、お互いに交流もあって和やかな時間でした。
よくイベントを行う際に、これは地元向けなのか、観光客向けなのか、という議論があったりしますが、私はどちらでも良いと考えている人間です。
なぜなら、観光客も地元のお祭りに参加して一緒にお神輿を担ぎたい人もいますし、旅先での地元の方々と触れ合いを望んでいらっしゃる方も結構多いです。また、ただでさえ娯楽が少ない地域ですから観光イベントに地域の方が参加して一緒に楽しんでも良いですよね。
そして、地域の人口がますます減っていく中では、イベントの担い手が不足して困っている現状があります。あまり難しく考えず、みんなで楽しんだり、力を合わせて一緒になって盛り上がって仲良くなればその方が地域も元気になるのかなと思います。
自然ガイドに関しては遠方の方はもちろんですが、やはり一番はそこに住んでいる地元の方に地域の自然を楽しんで愛してもらえたらと私は願っています。今回、本当に普通の地元の方が新聞記事を見て参加して下さり、非常に嬉しかったです。新聞の影響力の大きさに驚くと共に、ガイドツアーを取り上げて下さった地元紙さんにも感謝です。