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自然ガイド

冬の課外授業で兜沼小中学校へ

兜沼小中学校の自然体験学習に関わらせていただいて数年、初めて結氷した冬の兜沼へ行って来ました。

今回は、全校児童の人数が多くなったこと、それから兜沼に行くには時間が掛かり体力が必要であること、1~2年生には寒い中での活動に心配があるため午前中は低学年を対象とした学校周辺の自然を楽しむことにしました。

低学年の子供たちは斜面で尻滑りをしたり、ネイチャーゲームのプログラム「カモフラージュ」を楽しんでから、周辺を探検するとキツネの巣穴を見つけたり、エゾモモンガの食痕、キクラゲなどを見つけました。

夏は背の高い草が繁茂して歩き回れない学校裏も、冬に歩くと自然豊かで結構楽しめることを感じてもらえたようでした。

お昼は給食もご馳走になりました。豊富町は学校給食が美味しいと評判で、かぼちゃのポタージュが特に美味しかったです。

ただ、部活動をやっている食べ盛りの中学生はもっと食べたいのでは?とも思いました。私も運動した後だったので、もう少し食べたい気分でした(図々しくてすみません笑)。

午後からは、小学3年生~中学生と一緒に兜沼公園へ。

スノーシューを履いて動物の足跡を観察したり、カエデの種を飛ばして遊びながら歩いていき、ついに兜沼に到着。

凍り付いた沼の上に立つと、大雪原が広がっており「広~い!」「すご~い!!」と歓声が上がっていました。

子供たちも、先生方も冬は初めて来たという方がほとんどでしたので、今回皆さんと来られて嬉しかったです。高学年もカムフラージュのゲームをしたり、キツネとウサギ役に分かれて冬の森でかくれんぼ&追いかけっこをして遊びました。

公園の中で雪に穴を掘ってみましたが、子供たちだけでは地面まで辿り着かず、先生が頑張って子供がすっぽり入ってしまう深い穴を掘ってくれましたが、地面は見えてきませんでした。この時は結構たくさん積もっていました。

今回もご対応いただいた先生をはじめ、兜沼小中学校の全教員の皆さまが関わって下さり、子供たちの活動をサポートしていただき、本当にありがとうございました。また春からもどうぞよろしくお願い致します。