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自然ガイド

パンケ沼へ行って来ました!

サロベツ湿原の中で最大の沼・パンケ沼へのスキーシューツアーを初めて実施しました。

今回はお馴染みの「まなみん」ことヨガ講師の中島まなみさんとご友人の方々と一緒でした。

パンケ沼までは片道2km弱の道のりなので、体力がある方向けのコースです。

雪の表面は一度とけて固まった感じだったので、パウダーの上をスイスイと滑っていく1~2月頃のスキーシューの感覚とはちょっと違いましたが、普通にスノーシューで歩くよりもだいぶ早く、楽に移動できることを実感していただけました。

本来は山の斜面をスキーを履いたまま登ったり、滑り降りたりできるのがスキーシューの魅力ですが、他にも今回のような平地だと隣に並んで会話を楽しみながら歩くことができる良さがあります。

スノーシューの場合はどうしても縦一列になりがちですが、平坦なこのコースならみんなで横に並んで楽しくコミュニケーションを取れるというのは結構大きなメリットです。

自然の話だけでなく、日頃の世間話なんかもしながら、雄大な景色の中を楽しく歩いていたら、あっという間にパンケ沼に着きました。

やっぱりここは凄い、広い!わざわざ歩いて行く価値があります。

この日も晴天!利尻山はちょっと遠慮がちに麓の一部しか見えませんでしたが、青い空に太陽が眩しく輝き、真っ白な雪原がキラキラ光って気持ちの良いツアーになりました。

帰りは沼の方角から風が吹き始めたので、穏やかなカラマツ防風林に入ってランチを食べました。

暖かな陽射しと膨らんできた木々の芽に近づいて来る春の訪れを感じました。

なお、パンケ沼の表面にはクラックが入っていたので、この先の季節に、沼の上に行くのは氷が割れて落下する危険がありますのでご注意下さい(特に体重の重い方は止めておいた方が良いです)。