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忙しさはだいぶ落ち着いていますが、この時期もガイドをしております。

先日は6月のサロベツ湿原をご案内させていただいた東京在住のオーストラリア人のお客様が再訪して下さりました。前回、冬の稚内も楽しいですよ～とお話をさせていただいたところ、ぜひ来てみたいとご興味を持って下さりました。今回は海岸線を中心に冬の生き物を見るツアーです。ちなみに、稚内はこれで5回目の訪問ということで、本当に嬉しい限りです。

鉄道もお好きだということでしたので、せっかくなので来春に廃駅になってしまう抜海駅で待ち合わせをすることにしました。

抜海駅で集合した際に話を聞いてみると、前夜にも一度稚内⇔抜海を普通列車で往復しており、当日の朝は一度稚内から幌延の下沼駅まで行って、下沼駅周辺を散策してから、下り列車で戻って来て抜海駅に降り立ったということで、最北の秘境駅を満喫されていてさすがだと思いました。普通の観光ではまずやらない（やれない）これぞ本当に旅好きの方がされる旅の醍醐味だなぁと思いました。

さて、生き物の方は、もうこの時期に見られるものは、ほとんど網羅できたのでは？と思えるような幸運に恵まれました。植物はその場所から動きませんが、生き物の場合はそうはいかないので、必ず見られるわければないというがこのツアーの難しさでもあります。

オジロワシのペアや、綺麗なオオワシの成鳥、オジロとオオワシの亜成鳥など、様々見られました。

プカプカ海に浮いている野生のゴマフアザラシやシノリガモ、クロガモなど数種類のカモ類、ケアシノスリも見ることができました。

人生初の出会いがあった。本当に楽しかった！と言っていただき、私も大変嬉しかったです。

お客様が撮影された素敵な写真もいただきましたので、許可を得て掲載させていただきます（ワシとアザラシがアップで写っている写真です）。

また来年も稚内に遊びにいらしていただけるそうなので、再会を楽しみにしております。ご参加いただき、どうもありがとうございました。