兜沼で中学生と自然体験
兜沼小中学校からのご依頼で、中学1年生の自然体験学習の講師させていただきました。
今回は給食を挟んでの1日プログラムということで、かなり盛り沢山のパワーアップした内容で実施しました。先生2名、生徒2名の少人数だからこそできる充実した濃い時間となりました。
まず最初は稚咲内の海へ行き、海岸漂着物を観察しました。目に付いたものを色々と拾い集めて来てから、自然のもの、人工のものを分けて観察しました。
それが何で、どこから来たものなのか?などを話し合ったり、たくさんのマイクロプラスチックを見つけて、それによる問題の話をしました。
集めた漂着ゴミはゴミ袋に入れて回収・処分しました。そして、貝殻や流木などは後でクラフトの材料にするために持って帰って洗って乾かしました。
お次は兜沼公園に行き、沼に生息する魚を調査するために、ペットボトルを使った魚の罠づくりをしました。
完成した罠を仕掛けるために沼のほとりに行くと、オオヒシクイの群れが飛んでいました。
その後は兜沼公園内を散策。クルミの実をくわえたエゾリスが駆け回っていました。秋ですね~。
美味しい給食を挟んで午後からは、いよいよこの日のハイライト。兜沼でカヌー&カヤック体験!ヒシの実を観察したり野鳥を見たり…。
最初は不安そうな顔をしていた生徒と先生でしたが、やってみるとすっかり楽しくなったようで、終わった後は「もっとやりたい!」「明日もやりたい!!」と好評でした。
やはり実際に体験していただくと良いものですよね。
次回は冬のプログラムを予定しています。スノーシューで兜沼公園を歩けたらと楽しみにしています。
※今回の魚の捕獲調査は北海道の許可を得て実施しています。また、兜沼でのカヌーは豊富町の許可を得て、兜沼観光ビレッジさんのご協力のもと実施しました。大変お世話になりました。どうもありがとうございました。