嬉しかった再会
先月、鳥の調査していた時のこと。わりと目に付く場所で観察していたので、知り合いの方がたまたま見掛けて激励に寄っていただいたり、転勤で稚内を離れられる方がわざわざ会いに来て下さったりしました。まだ寒い中での調査でしたので、本当にありがたかったです。

そんなある日、調査をしていると、見慣れない車が調査地点の近くまでやって来ました。そして、車の中から若者が2人降りてきました。2人とも背が高くガッチリ体形。あれ、もしかしてなんだかちょっとやばそうな雰囲気…?と思って構えていたら、「嶋崎さん、お久しぶりです!」と言われてびっくり。

良く見ると、私がサロベツ湿原センターに勤めていた最後の年に高校3年生でサブレンジャーに来てくれていた男の子たちでした。今は一人は地元で酪農家の後継者として働いていて、もう一人は旭川で国家公務員をしているそうです。

2人とも、立派に社会人として歩んでいて嬉しかったです。共に活動できたのは、高校の夏休み期間にわずか10日ほど、3年間通しても30日程度という限られた時間でしたが、「高校生の時のサブレンがすごく楽しかったです」「サロベツの自然がやっぱり好きです」と話してくれる彼らの姿に胸が熱くなりました。


前職の時代には、十数年間で延べ200名ほどの高校生・大学生とサブレンジャーやインターンシップで関わらせていただく機会に恵まれました。サブレンでのガイド活動を通じて接客の楽しさに目覚めてホテル業に就職した人もいますし、自然界の面白さに魅せられて研究者の道に進んだ人、宗谷管内の博物館で学芸員になった人もいます。

今回のように卒業後にOB・OGメンバーに再会できることは稀ですが、きっとそれぞれの舞台で頑張って活躍しているものと思います。サロベツで過ごした時間・経験がどこかで彼らの支えになっていたら本当に嬉しく思います。この広い空の下、今もどこかでご縁が繋がっている気がしました。
