春の息吹き
宗谷にも遅い春がやってきました。道端ではフキノトウがたくさん顔を出し、小さな太陽のように辺りを明るく照らしています。


クジャクチョウも長い冬の眠りから覚めて嬉しそうに花から花へと飛び回っていました。


水辺ではエゾアカガエルの大合唱が聞こえ、ハンノキの花も(地味に)満開でした。


とんがり帽子のようなミズバショウの芽も大きくなってきました。お花が待ち遠しいですね。

林の中では小鳥たちの賑やかな囀りがシャワーのように降り注ぎ、目に入る景色から白が減り、草や土の茶色が増してきました。緑色をはじめ、少しずつ彩りが豊かになってきています。ここから先の1か月ほど、一気に進んでいく春の魔法から目が離せません。

