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自然ガイド

神秘の森の奥、こころ沼へ

愛知県からのお客様をご案内して稚咲内丘林の奥地にある「こころ沼」に行って来ました。

このツアーは私の冬のツアーの中では一番歩く距離が長く、時間も長い健脚向きのコースですので、年に1回あるかどうかの、ちょっと特別なツアーです。

冬の北海道旅行は初めてだというお客様。札幌にも寄らず稚内に直行というのも驚きですし、色々あるツアーの中でどうしてこのツアーにご参加されたのかなと思い、歩きながらお話していたら「心」がご専門の方ということで、このツアーで訪ねる「こころ沼」にご興味を持たれたということで納得でした。

途中、巨大なクマゲラの食痕や動物たちの足跡を見ながら、ついに穏やかなハートの形をしたこころ沼に到着。

沼のほとりで休憩しているとオオワシを何度もこちらの真上に飛んで来てくれました。

そういえば、雪見カフェの際に地元のお菓子をお出ししたら、お土産に愛知のお菓子「ブラックサンダー」をいただいてしましました(ブラックサンダーって愛知のお菓子だったのですね!)。ご馳走様でした。

こころ沼までは結構歩きましたが、苦労して行ったからこそ味わえる達成感に浸りながら戻ってきました。

「道北に残された宝石」と称えられる稚咲内砂丘林の秘境の森(国立公園の特別保護地区)をご案内することができて大変嬉しく思いました。

ちょうどこの日は豊富町内で冬のイベント「わんぱーく」が開催されていたので、ツアー後にオマケで立ち寄り、スノーモービル体験や雪の巨大滑り台をお楽しみいただきました。

お客様はカヤックやサイクリングなどもお好きとのことですので、またぜひ他の季節もお越しいただけましたら幸いです。