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宗谷の自然

礼文島

ウスユキソウに会いに、礼文へ(礼文島)

ちょっと前の出来事です。なかなか日程が難しいなぁ、今年は無理かなぁとスケジュール表と天気予報を眺めて悩みながら、それでも今しかないかと思い、ぽっかり予定が空いていた日に礼文島へ日帰りを決行しました。

昨年5月末のレブンアツモリソウの時期に行って以来、久しぶりの礼文島。

稚内からは片道2時間、往復6千円ほどの船旅。近くに見えていますが、それでもなかなか気軽には行けないものです。

まずは朝イチのフェリー到着に合わせて出発する路線バスに飛び乗り、礼文林道の入口で下車(フリー乗降区間/270円)。

レブンウスユキソウ群生地まで途中のお花や景色を楽しみながら歩きました。

お天気は曇り・雨・晴れが目まぐるしく入れ替わる空模様でしたが、雨露に濡れたレブンウスユキソウはひときわ清楚で美しく見えました。

礼文林道から戻り、桃岩展望台の方へ上がって行くと、今度はエゾイブキトラノオが満開で見事でした。

こんなにピンクの猫じゃらしのようにたくさん咲いているのに、猫岩は相変わらず、海の彼方を向いていました(もう猫じゃらしに飽きてしまったのかも?)。

サロベツでも馴染みのお花から、この辺では島でしか見掛けないお花までたくさんのお花たちに出会え、囲まれて、とても幸せな気持ちでした。花の浮島と呼ばれる礼文島の魅力も改めて良く分かりました。

フェリーターミナル付近に戻ってから最終便を待つまでの間、カフェ「Ru-we(ルーウェ)」さんで休憩して、「うすゆきの湯」にゆっくり浸かる時間もあってちょうど良かったです。

温泉では、地元の漁師さんたちが本日のナマコ漁についての談議をしていて面白かったです(早口?訛り?で半分くらいしか分からなかったですが…)。

平日だったからかもしれませんが、フェリーも思ったより混んでいないなぁという印象でした。往復ともに足を伸ばして寝れたのでとても楽でした。平日の礼文島、結構良いかもしれません。

ちょうど今週末22日には「水産まつり」、9月には「ONSENガストロノミーウォーキング」も予定されていますし、そのようなイベントに合わせて行かれてみるのも良いかもしれませんね。

今回、私は大好きな礼文島名物「礼文まんじゅう」が売り切れで2年連続で買えなかったのと、お昼は持参したコンビニのおにぎりで済ませたので、ウニ丼を食べられなかったのが心残りなので、また今度行かないと、と思っています。

皆さんもこの夏はとっても素敵な礼文島へぜひどうぞ!